結露!
こんにちは、広報の福島です。
令和元年も残り4日になりましたね!!
皆様、風邪などひかれませんよう
お気を付けくださいm(__)m
さて、寒くなると気になるのが「結露」!
朝になって窓を開けようとすると...
「もう結露が!早く拭かないと!」
と、少々焦ってしまいますね(;^ω^)
結露を放っておくとカビの原因にもなってしまいます。
朝の忙しい時間に
少々うんざりしますね(+o+)
そこで今回は、結露の発生を抑えてくれる
『ペアガラス』についてご紹介いたします(o^―^o)
ペアガラスの一番の目的は、断熱効果を高めることです。
窓ガラス1枚隔てて外気の場合、
暖房をつけていても...
ストーブを焚いていても...
窓ガラスを触るとすごく冷たいですよね!?
これは、窓ガラスから熱がどんどん逃げているからです。
これをペアガラスにするとどうなるかというと、
従来の一枚ガラスに比べて、2倍の断熱効果があります。
理由は、ペアガラスの構造です!!
ペアガラスは、基本的に乾燥空気を充填させた
2層のガラスでできています。
ペアガラスを検索すると、必ず出てくるのが、
「Low-Eガラス」
です。
Low-Eガラスとは、通常のフロートガラスの片側表面に、
非常に薄い金属膜をコーティングしたガラスのことをいいます。
主な働きは、放射率を低く抑えることですが、
簡単に言うと放射しやすい(放射率が高い)と
熱を吸収しやすい、ということです。
Low-Eガラスには、断熱タイプと遮熱タイプがあります。
断熱タイプは、冬期でも太陽エネルギーを多く透過するので、
室内は暖かくなります。
また、暖房設備から出る遠赤外線を反射するので、
暖まった空気を逃がさず暖房効率を高めます。
遮熱タイプは、夏期の強い太陽エネルギーをカットする一方、
高い外気温度を遮り冷房効果を高めます。
また、冬期は高断熱タイプと同様、室内の暖かさを外に逃がさず、
暖かいお部屋をつくります。
ともに断熱性能はほぼ同じなので、
窓の方角や気候風土に適したタイプを
選択すると良いですね。
ペアガラスでも結露する場合がある。
新築で結露対策としてペアガラスにしたのに、どうして?
と思いますね(+o+)
ペアガラスでも、100%結露しないわけではありません。
「室温が10℃」で「湿度が60%」の場合、
1枚ガラスが0℃で結露するのに比べて、
ペアガラスは-9℃で結露が発生するといわれています。
でも湿度が10%増えて、70%になった場合は
ペアガラスでも-3℃で結露します。
例えば、北側の部屋で換気されにくい状態だと、
換気が十分で日当たりのよい部屋より結露しやすいでしょう。
ガラスだけペアガラスで、枠はアルミサッシだと
サッシに結露が出来ることもあります。
結露を防ぐためには湿度が重要ですので、
室内の湿度を下げることがポイントになってきます。
一番の結露対策は、湿度の管理です。
冬場でも、湿気の溜まりやすい場所は
換気や除湿に心掛けて、湿度を管理してみましょう!
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