諸費用って?②

こんにちは、広報の福島です。

今回は、「諸費用」について
前回の続きをご紹介します(o^―^o)



■付帯工事費用とは?
地盤改良.png


本体価格に含まれるものはハウスメーカーや工務店にもよりますが
基礎工事から建物本体を作る工事、
サッシ・窓などを取り付ける設備工事、
コンセントや照明の配線を調える電気工事があります。

一方、付帯工事費用に含まれるものは本体工事費以外の項目です。

前回触れましたが、
付帯工事費用は本体価格の15%~20%が目安です。

地盤が軟弱だったり、公道から離れた場所や
住宅地以外であったりすると、基礎補強工事関連費用や
引き込み工事関連費用などが多くかかる可能性があります。

付帯工事費用とは、具体的に言うと
下記のような工事にかかる費用のことを言います。


<主な付帯工事費用の一覧>
・基礎補強工事関連費用  :  地盤改良が必要な場合などにかかる費用
・引き込み工事費用 : 水道管やガス管を敷地内に引く際にかかる費用
・エクステリア工事関連費用 : 門扉や庭などにかかる費用
・屋外電気工事 : 駐車場の照明や外にある水道を取り付けるための費用
・インテリア関連費用 : カーテンレールなどを取り付ける費用
・電設工事関連費用 : エアコンなどを取り付ける費用
・解体工事費用 : 家を解体して新たに建てる場合に必要な解体費用

ハウスメーカーの場合は付帯工事費用という項目のみで、
内訳は明らかにされないことも多い様です。




■注文住宅を建てる場合の諸費用


建売住宅やマンションではかからず
注文住宅を建てるときだけかかる諸費用があります。

つなぎ融資関連の諸費用
建築確認申請費用などを含む諸費用です。

では、つなぎ融資とはなんでしょうか?

そもそも建売住宅やマンションでは、手付金を支払った後は
引渡時に1度だけ支払えばそれで済みます。

しかし、注文住宅の費用の支払い時期は3回~5回あるのが一般的です。

ハウスメーカー・工務店にもよりますが、
大きく分けて土地購入時・工事契約時・
建物の建設着工時・建設上棟時・引渡し時に
分けて支払う必要があるのです。

しかも、多くの金融機関は、
土地購入時と建物引渡し時にしか
住宅ローンを貸し付けてくれません。

しかし、そうなると着工時や上棟時などに
費用を払えなくて困りますよね((+_+))

着工時や上棟時・引渡し時はそれぞれ建築費用の
30%払うことも多いようです。

その費用を自費で払えない場合には
つなぎ融資を利用するケースがほとんどであると思われます。


<参考:土地付き注文住宅建設時の流れ>
①ハウスメーカー・工務店選び
②ハウスメーカー・工務店などによる地盤調査
③土地購入
④ハウスメーカー・工務店と工事請負契約締結
⑤設計図の完成・建築確認申請
⑥実際の建設
⑦引渡し


※②地盤調査は土地購入後に行うこともあります。

すでに所有している土地の場合は③土地購入は不要です。

設計事務所に依頼するときは、
④の前に別途設計事務所との契約が必要です。




「そんな諸費用もあるとは知らなかった!」

という方もいらっしゃるかもしれません。

資金計画をする際は、支払いのタイミングも
考えておきたいですね(o^―^o)

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