諸費用って?③
こんにちは、広報の福島です。
今回は、「諸費用」についての続きです!
■つなぎ融資とは?
つなぎ融資というのは、住宅ローンの提供金融機関が
注文住宅などを建てるお客様に対し、
住宅ローンが支払われるまでの間
着工金などの支払いを貸し付けてくれることです。
しかし、ここで注意したいのはつなぎ融資期間中に
つなぎ融資の利子とその諸費用を
現金で支払う必要があるということです。
では、つなぎ融資の利子と諸費用ですが
大体いくらなのでしょうか...?
<つなぎ融資の利子計算方法>
・借りたお金×金利÷365×借入日数
<つなぎ融資の諸費用>
・つなぎ融資契約書の収入印紙代
→1,000万円超え~5,000万円以下の場合は20,000円。
・金融機関への申込み手数料
→0円~100,000円
・印鑑証明などの雑費
→1,000円
おおよそ、つなぎ融資の金利は2%~3%。
3,000万円つなぎ融資で借りて...
年率3%の金利・借入期間180日とした場合は443,835円。
つまり、つなぎ融資関連費用だけで
50万円近くかかることも多いことが分かります((+_+))
■建築確認申請費用などの諸費用
つなぎ融資の他に必要なのが、前回触れた
建築確認申請費用などの諸費用です。
こちらもみていきましょう(^_-)-☆
<その他の注文住宅特有の諸費用>
・工事請負契約書の収入印紙代
→1,000万円超え~5,000万円以下の場合は20,000円。
・建築確認申請費用:建設前に役所に申請する費用
→100,000円~200,000円。
・地鎮祭:着工時に神主へ支払う費用など
→30,000円~60,000円。
省略される場合も。
・上棟式:棟上げの儀式
→100,000円。
省略される場合も。
・設計監理料:設計監理契約を結んだ設計者に支払う、設計監理業務の報酬のこと
→数10万円~数100万円
ハウスメーカー・工務店は安く
設計事務所の場合は高いことが多いです。
上記の諸費用だけで20万円以上かかる可能性が
あるのが分かります"(-""-)"
(建売住宅などの場合も、設計料や建築確認費用などは
厳密にいえば代金に含まれているようです。)
さて、次回は最後の
「 通常かかる諸費用と税・保険料」です(o^―^o)