二世帯住宅の注意点①
こんにちは、広報の福島です。
今日は『二世帯住宅』を建てる際に
注意しておきたいポイントをご紹介します(o^―^o)
二世帯住宅とは、言葉の通り「親世帯」と「子世帯」の
2つの家族が一つの家に住む為の家のことです!
暮らしを一緒にする事で、親御さんの体調を気遣ったり
お孫さんの育児を手伝ってもらったり
お互いに協力し合いながら生活する事が出来ます🙂
また、敷地や設備を共有する事で経済的な負担が軽くなり
融資に関しても、世帯ごとで融資が受けられたり
『親子リレー返済』によって長期の返済計画も立てられます。
ですが!
別々のライフスタイルを持つ家族が一緒に暮らすため
「家づくり」にも、難しさが出てきます。
建てた後の税金の負担、光熱費やメンテナンス費用の分担も
事前に話し合っておく必要があり
お互いの意見を尊重する事が大切で、そうでないと
決して良い「家づくり」は出来ません(-_-;)
「家づくり」の計画を立てる段階に入ったら、
お互いの希望・要望を出し合いながら、家全体に統一感を持たせる事
離れすぎず、そしてプライバシーを確保する事も大事でしょう。
更に、今後の事を考えて、家族構成やライフスタイルの変化
バリアフリーについても考える必要があります。
では、具体的にどういった事に気を付けると良いのでしょうか...?
二世帯住宅には、大まかに
『完全同居型』『部分共有型』『完全分離型』があります。
完全同居型
家族それぞれに寝室を設け、それ以外は全て共用するのが
『完全同居形』間取りの二世帯住宅です。
敷地や設備も最小限に出来るので
床面積や工事費を抑えることができます。
また、完全同居型間取りにすれば、顔を合わせる機会も増え
コミュニケーションを取るには、最も適しています。
大家族の様な感じで、お互いの存在を感じられる生活は
「家族の生活」を楽しむことができるでしょう♪
ですがその反面、世帯間の生活スタイルや意識の違い
また、家事の分担などによってはお互いにストレスを抱え
少し、窮屈な思いをするかもしれません(^^;
部分共有型
玄関や浴室などの設備の一部を共用しながらも
それぞれの世帯が生活空間を分けるのが「部分共用型」です。
2階建てなら、ほとんどの場合
1階に親世帯を、2階に子世帯が暮らす間取りになります。
平屋の場合は、キッチンや浴室を中心として
親世帯と子世帯を左右に振り分ける間取りが考えられます。
それぞれの世帯の生活スタイルが大きく異なる場合や、
適度にプライバシーを保ちたいときに
この部分共用型の間取りを選ぶと良いでしょう😀
共有部分と独立部分とを希望にあわせて分けることができ、
予算や世帯ごとのプライバシー確保など、世帯間のバランスが
取りやすいのもメリットの一つです。
完全分離
「完全分離型」は、世帯同士が
バラバラに暮らすための間取りです。
マンションの隣同士の様なイメージですね。
世帯それぞれの生活スタイルを実現することが可能で
すぐそばにいながらも干渉しあわない
適度な距離を保った暮らしができます。
ただし、お互いに意識して関わりを持たなければ
その暮らしぶりが分からず、
2軒分の床面積が必要なため、大きな敷地や予算が
必要になることがデメリットとして挙げられます。