登記って? ①
こんにちは、広報の福島です。
さて、家を建てるにあたってよく耳にするのが
「登記」という言葉です。
では、登記とは一体どのような物なのでしょうか?
★登記ってなに?なぜ必要?
登記とは...
「この土地や建物は私のものだ。」
と公的に認めてもらうために行う手続きのことです。
では、購入した土地や新築した家の登記をしないと
どうなるのでしょうか??
登記には、表示に関する登記と権利に関する登記があります。
表示に関する登記は、取得してから1カ月以内に登記をしないと
10万円以下の過料(罰金の類)と法律で決まっているようです!
また、登記をしないでいると、固定資産税を納めていても
自分のものだと主張できません(+o+)
ある日、いきなり所有者を名乗る人が現れて、退去を求められる
なんてことも可能性としてはあり得るのです!
★住宅ローンを利用する場合は登記は必須
住宅ローンを利用する場合、土地や建物に抵当権という権利を
登記しなければなりません。
これは、あなたが住宅ローンを支払えなくなった場合
銀行が住宅ローンの代わりに土地と家をもらえる権利です。
住宅ローンを利用しない場合は、登記をしなければ
登録免許税という税金を節約できますが
過料というデメリットもあります(>_<)
なので、新築時には登記は必ずするものだと
思っておいて間違いないでしょう!
★新築時に必要になる登記種類
① 建物表題登記
新築した建物はまだ登記簿には登録されておらず、
書類上は存在していない建物です。
この状態から、新築した建物の所在地や家屋番号、建物の種類や構造
床面積、所有者を登録するのが建物表題登記
です。
② 所有権保存登記
建物表題登記にも所有者は書かれていますが
所有権保存登記をすることで、初めてその物件の所有者だと
公的に認められます。
所有権保存登記をすることで、その建物を売ったり相続したり
住宅ローンを借りたときに行う抵当権の設定登記が可能になります。
逆に所有権保存登記をしなければ、その建物の売却も相続もできません。
この登記は任意ですが、上記のようなことがあるので
登記をするものと思っていた方がよさそうです!
③ 抵当権設定登記
これは、ローンを利用する場合に必要になる登記です。
万が一あなたが住宅ローンの支払いが不能になった場合、
銀行が住宅ローンの代わりに土地と建物をもらえるという登記になります。
ほとんどの場合で、住宅ローンを利用する場合は
その銀行や金融機関、住宅金融支援機構の
第一位の抵当権を設定する必要があります。
そのため、土地の住宅ローンはA銀行
建物はB銀行ということはできません(+o+)
④ 所有権移転登記
自分以外の誰かが所有者となっている土地を購入する場合
その所有権をあなたに移す必要があります。
これを、所有権移転登記といいます。
⑤ 地目変更登記
家を建てるためには、土地の種類(地目)を
宅地にする必要があります。
地目にはいろんな種類(農地、雑種地、公園、山林など)があります。
その時に必要な登記が地目変更登記です。
沢山あってチョット大変そうな雰囲気ですね...(;^ω^)
とはいえ、これから一生住む家の為ですので
しっかりと把握しておきたいですね!