ローコスト住宅
こんにちは、広報の福島です。
家を建てるために安くすればするほど良いのか...?
と言うと、そうではありません。
郵便受けに入る広告や
道端で見かける看板の中には
「ローコスト」を謳っているものもあります。
もちろん、それらがダメだというわけでもなく
素晴らしい家を手に入れることができるかもしれません!
では、そうやって出費をおさえ
予算内の家を建てるのか...
今日は、このことについて
もう少しご紹介したいと思います(o^―^o)
「家づくり」において資金面に関しては、
誰もが頭を悩まされる大きな問題です💧
いくら「ローコスト」といっても
魔法のように、家が勝手に建ってくれるわけではありません。
服や食品に対価を払っているように
家にも、相応の資金が必要です。
ならば、まずは過剰なモノや無駄なモノを
省いていくことから始めていく必要がありますね。
その反面、安心して暮らせるように
省かない方が良いモノ、省きたくないモノを
しっかりと把握しておく必要があります。
せっかくの夢のマイホームが、安かろう悪かろうでは
「家族みんなでゆっくりと安心して過ごす家」
ではなくなってしまいますし
「小さな家を建てて、予算を抑えたい」
と思っても、必要なスペースさえないようでは
その後の暮らしに支障をきたす可能性があります。
そんな事態に陥らないように
予算を抑えるためのポイントを押さえておきましょう🙂
① シンプルな家にする
以前ブログでもご紹介しましたが
屋根や家の形、間取りはシンプルなものほど
コストを抑えることが出来ます。
同じ床面積であっても、
壁や屋根の面積が増えてしまうのが原因です。
二階建てならば「総二階建」や
屋根の形は「切妻」や「片流れ」
部屋数もできるだけ省きたいところです。
因みに、間取りがシンプルであるほど
風通りがよくなるというメリットもあります🙂
② 土地選び
土地に関して問題なのは
まずは地盤の強度です。
地盤改良は省けるものではなく
予算の一部として考えておく必要があります。
また、土地は正方形に近いほど高くなり
例えば三角形や旗竿地は比較的安価です。
ただし、土地の広さを利用するのが
難しいというデメリットがあります。
傾斜地だった場合は傾斜を埋めたり、
土地の崩壊を防ぐために
壁を設置する必要があるので注意が必要です。
③ 素材
使う素材によっても費用は変わります。
「アレルギーがあるから、健康住宅を建てたい」
という場合は、どこにどんな素材を使いたいのか
しっかりと決めておきましょう。
塗り壁、壁紙、無垢材...。
違う素材を多用すると
その分コストが上がってしまうことが多いので
注意してください💧
また、それぞれの素材の良さを利用すれば
風合いを生かした、見た目にも楽しめる
家を作ることが出来るでしょう☆
④ 水回りはまとめる
水回りには、配管工事が必要です。
なので、水回りの設備をまとめて設置することで
この配管工事費を抑えることが出来ます。
トイレ・洗面台・浴室はもちろんですが
キッチンも、シンクをなるべく近づけておくと
よいでしょう🙂
⑤ それ、必要?
欲しいモノが、必ずしも必要なモノとは限りません。
トイレは二つ必要?
和室は必要?
サンルームは必要?
書斎は必要?
床暖房は必要?
もちろんこれらに明確な答えはなく
ご家族によって、答えはバラバラです。
中には...
子供部屋はいらない
扉はいらない
カーポートはいらない
収納はいらない
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
また...
自分で作りたい
という方も意外と多いかもしれません。
どちらにしても、本当に必要か
予算内であれば組み込みたいのか
しっかりとご家族で話し合ってみてください🙂
耐震性や断熱など、家を作るにおいて
省けないモノもあります。
まず第一に、家族が安心して暮らせること!
これをしっかりと踏まえたうえで
ピッタリな家を考えてみてください😀