屋根の形を知っておこう ①
こんにちは、広報の福島です。
梅雨に入り雨の多い季節になりました。
そこで今回は、雨漏りと関係の強い
屋根の形についてご紹介します!
屋根の形状は家の外観に大きく影響します。
それと同時に、雨風から家を守ってくれますね(^-^)
それぞれにどんな特徴があるのか確認してみましょう!
切妻屋根(きりづまやね)
2つに折れている屋根のことを「切妻屋根」と言います。
「家の絵を描いてみて」と言われたら
こんな風に2つに折れた切妻屋根の家を
描く人がきっと多いと思います。
それだけ切妻屋根は一般的でなじみが深い屋根なんですね。
家のオーソドックスな形ですし、
実際に切妻屋根の家はよく見かけられます。
シンプルな形状のため、比較的
初期費用が経済的です。
また、この屋根は雨漏りリスクや
将来のメンテナンス費用が低い屋根で
ソーラーパネルが設置しやすいのも
メリットの一つですね!
また、洋風にも和風にも合うのも
人気のポイントの一つです。
寄棟屋根(よせむねやね)
屋根が四方向に下がっている屋根のことを「寄棟屋根」といいます。
家がどのような方角に建っていても
対応できるのが寄棟屋根の特徴と言えます。
大手ハウスメーカーが建てた家は寄棟屋根が多いそうです。
風への耐久性が高いもの特徴の一つで
また、寄棟屋根は雨が降っても四方に雨が流れて分散し
雨樋が水で溢れることはあまりありません。
ただ、その分雨樋も多くなるので
外観を気にするなら雨樋の色と場所には
気を付けてください🙂
雨樋が変なところに出てきたり、
外観と合わない色を使ってしまうと
家の外観はいまいちになりやすいので注意が必要です!!
また、初期費用とリフォーム費用は割高です(*_*;
ただし!
日射や雨などの影響をおさえることが出来るので
長期的な視点では、優秀な屋根と言えます☆
方流れ屋根(かたながれやね)
一つの方向へ屋根が流れているので
方流れ屋根と呼ばれています。
棟に関するトラブルがなく
コスト面でもおすすめできる屋根です。
昔から、根強い人気のある屋根ですが
太陽光発電が普及するにつれて
更に増えてきている形です!
見た目もシャープな印象ですね(^^)
屋根の勾配次第で見た目がかなり変わるので
バランスの良い勾配にするのがポイントです。
そんな人気の方流れ屋根ですが、注意点もあります。
その名の通り大きな屋根が1枚の為、雨水がすべて同じ方向に
流れていくので雨樋が水で溢れてしまうこともあります。
特に勾配が緩い場合は水の流れが悪くなるので、
家の見た目とメンテナンス性のバランスを
いかに取るかがポイントになってきます!