屋根の形を知っておこう ②
こんにちは、広報の福島です。
さて、今日は先週の続きで
「屋根の形」についてご紹介します(o^―^o)
陸屋根(りくやね・ろくやね)
バルコニーのように仕上げた
平らな屋根のことを「陸屋根」と言います。
陸屋根は見た目が四角い家にしたい場合や、
屋上を作る場合なんかに重宝する屋根です。
どちらかというと、こだわりの屋根という感じですね。
一方、陸屋根は排水溝に葉っぱなどが詰まってしまうと
屋根に水が溜まりプールのようになってしまうため
雨漏れのリスクが高くなってしまいます(>_<)
そのため、陸屋根にする場合はほかの屋根と比べて
まめなメンテナンスが必要になってきます。
また、他の屋根を作るよりも
費用がかかるのも陸屋根の特徴です。
・軒の出もチェック
屋根の形状以外にも、軒をどれだけ出すかで
家の外観や雰囲気はかなり違ってきます。
軒を出さない方が四角い家に見え
モダンな家やプロバンス風などの家にする場合
軒はあまり出ていません。
一方、軒があると...
雨や日差しによる劣化や汚れに強い家になりますし、
軒があることで外観に陰影がついて家に高級感が出てきます。
また、軒があっても冬は日光が入りますし
軒があることで夏は厳しい日差しを遮ってくれます。
軒のある家は四季のある日本の風土に合っています(^-^)
軒のある家の方が、メンテナンスにかかる手間も
少なく済むというメリットもあります!
・屋根の勾配
屋根の勾配とは、屋根の角度のことです。
同じ屋根でも屋根の勾配が違うと
軒と同様、家の外観がかなり変わってきます。
ただし、あまりに屋根の勾配が急だと
屋根の工事に手間がかかるので金額アップの要因に...
屋根の勾配がかなり緩いと雨がうまく流れていかない
というデメリットが...
家のデザインと相談しながら丁度よい
屋根の勾配を決めていくのがポイントです!
また、屋根材によっても必要な勾配が変わってきます。
屋根瓦だと勾配がある程度ないと使えませんし、
金属製の屋根ならかなり緩い勾配の屋根にも
使うことが出来ます。
屋根の勾配は、設計士が良い角度に調整して提案しますが、
家の外観が気になる場合は
屋根の勾配を変えてみるのも1つの方法ですね!
屋根の形は、家の外壁材や窓と並んで
家の外観を決定づける大きな要素となります。
また、外観だけでなく
雨を防ぎ日の光を調整する機能も果たす
重要な役割を持っています。
機能も併せ持った屋根にしてあげると、
外観だけでなく
長い目で見てもオススメの家が出来上がります。
ぜひ、見た目も機能も
お気に入りの屋根を選ぶようにしましょう♪