農地に家を建てる②
こんにちは、広報の福島です。
さて、今日は昨日の続きです(o^―^o)
「農地」に「家」を建てられる!となった際
気を付けておきたいポイントがあります😊
① 住宅ローン審査
住宅ローンを組むには、金融機関による審査に通る必要がありますが
金融機関によっては、地目が「農地」のままでは、審査には通りません。
「農地」という地目のままでは
多くの金融機関は融資に消極的だからです。
また、地目を変更しても厳しく見られる事が多い様です。
一般的には「市街化調整区域」の「農地」は
他の住宅地よりも「担保価値」が低く判断されてしまいます💦
逆に、既に住宅地として開発されている「農地」や
「市街化区域内」の「農地」であれば、
あまり問題ないようです😊
② 分筆
農地転用して家を建てるには『分筆』が必要です。
そもそも、農地転用する際の土地の面積は最大500㎡(約150坪)で
その内22%以上の建ぺい率が必要です。
まず、持っている農地が150坪以上あった場合は
150坪より小さくしないといけません。
それが『分筆』です。
どこで分けるかは、きちんと測量して決める必要があるため
手間とお金がかかります💦
更に...
「とにかく土地を広くしたい!」
と考え、150坪ぎりぎりで分筆すると
その22%以上の建ぺい率が必要なため
建築面積が33坪より大きくないといけなくなります!
(建築面積:建物を真上から見た時の面積)
平屋なら大丈夫ですが
二階建ての場合は、全部で50坪以上になるでしょう🏠
そのため、家の面積も考えながら
分筆する土地の面積を決める必要があります。
③ 地盤の強度
住宅を建てる際、必ず地盤調査を行います。
もともと、田んぼは地盤が弱い可能性が高いと言われています💦
昔から、地盤の強いところに家が建ち、
比較的弱いところを田んぼにする傾向があるからです。
(もちろん、あくまで傾向です。)
地盤が弱いと、「安心して暮らせる家」は建てられません😢
検査の結果次第では『地盤改良』が必要になります。
家を建てる際、地盤改良や杭工事などを行う事によって
もとが田畑であったとしても、安心して家を建てることができますね😊
因みに...田んぼの場合は、土を入れ替える方法があります。
表面の土地を数メートル掘り、違う土を入れる方法です。
これにより、住宅に適した地盤が出来上がります🏠✨