元利か元金か...?
こんにちは、広報の福島です。
さて、今日はローンの返済方法
元利均等返済と元金均等返済についてご紹介します!
住宅ローンの返済方法は、元利均等返済と元金均等返済の
2種類があります。
どちらを選ぶとよいのでしょうか...?
元利均等返済
元利均等返済とはどういうものか...?
これは、金利が変わらない限り
返済額が常に一定になる住宅ローンです。
ほとんどの方がこの返済方法で
返済が進むにつれて、返済額に占める元金と利息の割合が
変わっていきます。
「住宅ローンは、初めは利息ばかり払っている」
と、耳にしたことがあるかもしれませんが
初めのうちは元金に比べて利息の割合が多いです💦
返済が進むにつれて利息分が占める割合がどんどん減り
返済額に占める元金と利息の割合が毎月変わっていきます。
元金と利息の合計を均等に返済していくので
元利均等返済と呼ばれます。
元金均等返済
こちらについてはあまり馴染みが無いのではないでしょうか。
これは、住宅ローンで借りた
借入額の元金を毎月均等に返済していくという方法です。
例えば、2400万円を20年で返す場合...
元利均等返済であれば
元金の年間返済額は120万円になります。
(住宅ローンの返済額が毎月減っていく)
それに対して、利息分は毎月変化していくことになります.
元金の返済が進むにつれて利息は減っていきますので、
一番初めの年の返済額が一番高くなります。
返済が進むにつれて、元金と利息を合わせた毎月の返済額が
減っていくことがこの返済方法の特徴です。
ですから...
「今はまだ子どもが小さくてあまりお金がかかっていない...
けど、将来的に子供にかかるお金が増える時期には
住宅ローンの負担を減らしたい!」
という考えの方に向いている返済方法だと言えます。
元利均等返済と元金均等返済、どちらが有利なのか?
住宅ローンの借入額2000万円、返済年数35年、
金利は最初から最後まで、
ずっと2%という条件で比較してみます。
〇 元利
当初 66,262円 / 月
総支払額 27,825,861 円
〇 元金
当初 80,952円 / 月
総支払額 27,016,463円
→ 差額 約 81万円
このように、単純比較すると
元金均等返済のほうが有利になりました。
しかし、例えば元利均等返済で
毎月約81000円返済するとすれば...
返済期間は35年から27年へ短縮でき
元利均等返済のほうが約110万円も
返済額を抑えることができます😲
住宅ローン2つの返済方法まとめ
・元利均等返済は金利が変わらない限り返済額は一定
・元金均等返済は初めが1番返済額が多く、毎月減っていく。
・単純比較では、元金のほうが有利
・返済額をそろえると、元利のほうが有利
「自分に合った返済方法を知りたい!」
という方は、お気軽にご相談ください<(_ _)>