支払いスケジュール
こんにちは、広報の福島です。
「新築一戸建て」という買い物。
しつこいようですが、
ほとんどの方が一生に一度の経験ですね🏠✨
そこで今回は、意外と知られていない
「建築費用の支払いスケジュール」
について触れたいと思います(o^―^o)
● 新築一戸建て(建売でない)場合について
新築住宅を購入する場合は、次の4つの段階に支払いが分かれます。
1.契約手付金の支払い
2.着工金の支払い
3.上棟金の支払い
4.最終金(残代金)の支払い
契約手付金
住宅会社と住宅新築する内容の契約を交わす際に
支払う費用のことです。
建築費用の一部を先払いしていただくことになります。
着工金
住宅建築が実際に始まる時に支払う費用のことです。
金額については、1と2を合わせて
建築費用の30%が目安となります
目安としては
・契約手付金として5%程度
・着工金として25%程度
また、1と2を合わせて
「着手金」と表される場合もあります。
上棟金
住宅建築の工程で基礎工事が完了し
柱など、住宅の骨格が見え始める段階で支払う費用のことです。
金額は、一般的には建築費用の30%が目安となります。
最終金
読んで字のごとく、最終的に支払う費用のことで
住宅建築工事が終了し、お引渡しする段階で支払うお金です。
金額は、総建築費用のうち、
まだお支払いされていない残高になります。
● 建築費用の支払いは、どうして段階的に分かれているのか?
普段のお買い物では、キャッシュでも、クレジットでも
一度にお支払いすることがほとんどだと思います。
(カードはカード会社が支払いますが。)
新築住宅の取得が、日常的な買い物と大きく異なるのは、
1つの住宅建築に多くの人、多くの会社が
関わるというところです。
もし、1つの工程が1つの買い物だとすると、
家が建つまでに何十もの買い物をするのと同じことです。
そこで、住宅建築では、工事の転機ごとに
いくつかの工程に対する支払いをしていただき、
住宅会社がそれぞれの工事を行った方に
費用を支払っているのです。
● 住宅ローンによる取得の場合の支払い方法について
住宅ローンは、完成した建物と土地に対して抵当権を設定し、
それを担保としてお金を借りるというシステムです。
なので、住宅ローンを利用する場合は
お金を用意できるのは「住宅完成後」なのです。
でも、工事は行われているので、
費用の支払いは行わなければなりません。
そこで利用されるのが「つなぎ融資」です。
つなぎ融資
つなぎ融資とは、住宅の新規購入時に公的融資などで
ローン実行まで必要な資金が足りない場合に、
一時的に借り入れを行い、
その間に必要な施工業者への支払いなどを行うために
利用される民間のローンの事を言います。
本来の融資実行までの「つなぎ」的な役割を果たすので
つなぎ融資と呼ばれ、
資金繰りのタイミングのズレを無くすことが可能です。
つなぎ融資借入中は、利息が発生するので
結果としては利息分だけを支払い、
後で住宅ローンの借入が完了すると
つなぎ融資の借入額を相殺することができます。
「家づくり」が始まると、次から次へと
課題がやってきます。
いざスタートしてからのスケジュールがわかっていると
ストレスなく対応できそうですね😊