お金についての基本知識
こんにちは、広報の福島です。
さて、今日は『お金』についてです(o^―^o)
お金を計画的に増やしていくには
自分の収入を上げることはもちろん、
しっかりと「お金」にも働いてもらう必要があります。
つまり、誰しもがお金の仕組みをしっかりと理解し、
早い段階から
資産運用をしていかなくてはいけないわけです😊
そのために、今回は「金利」についての基礎知識と、
「家づくり」の考え方について知っておきましょう🏠
まず、金利の計算方法には、
「単利」と「複利」の2種類があります。
単利とは...
もともとのお金だけに金利がつく
複利とは...
元本に金利を加えた金額に金利がつく
こういった仕組みの違いがあります。
例えば、1年間で金利が5%つく金融商品を
1万円分購入し、5年間運用したとしましょう。
この場合、単利であれば、
1万円+1万円×0.05(5%)×5年=12,500円であるのに対し、
複利であれば、
1万円×1.05×1.05×1.05×1.05×1.05=12,763円となります。
つまり、単利よりは複利の方が
お金が増えていきやすいといことです。
この差は、期間が長くなればなるほど、
広がるようになってきます。
1万円という金額では、差がわかりにくいので、
100万円を20年間運用したと仮定してみると、
単利の場合、ちょうど2倍の200万円になるのに対し、
複利で計算してみると、約265万円となり、
同じ運用でも圧倒的な差が生じてきます。
要するに、複利は「チリも積もれば山となる」という言葉で
数字を体現した仕組みであるということです。
それゆえ、手持ちの資産を増やしていくためには、
複利の力を最大限に活用し、
また、この複利の恩恵をより長く享受するためにも、
短期で投資運用を考えるのではなく、若いうちから計画的に、
長期間で投資運用を考えていくようにするべきです。
🔶️住宅ローンは単利?複利?
金利は増やす方だけではなく、
もちろん借りる方にもついてくるものです。
そして、借金の中で最も大きい額であり、
最も期間が長くなる住宅ローンは
最悪なことに複利で金利が計算されていきます💦
ですから、出来るだけ借金は少なくするべきなのですが、
現実は、多くの方がその真逆の選択をしてしまっています😢
確かに、家は一生に一回だけの、
やり直しがきかない大きな買い物です。
そのため、多くの方が
より多く自分たちの理想や願いを叶えたい...
より広い土地がいい...
より広い家がいい...
と感じています。
ですが、土地が広くなれば、
それに連動して土地の予算は高くなってしまうし、
家が大きくなれば、
それに連動して家の予算も高くなってしまいますね🏠
また、それだけではなく、
土地が広くなれば、庭の工事費用も高くなってしまうし、
一生払い続けて行く固定資産税も高くなってしまいます💦
家が広くなれば、
維持費として一生がかかってくることになる
電気代もそれに連動して高くなってしまうでしょうし、
土地同様、固定資産税も高くなってしまいます。
つまり、ローンの金額を増やす選択をしてしまうことで、
金利の支払いを余計に増やしてしまうだけではなく、
これからずっと必要となる金利以外の出費までも、
余計に増やしてしまうことになります。
🔶これからの家づくりの考え方
これから日本が迎える社会は、
少子化であり超高齢化社会です。
そして、私たちに突きつけられる現実は、
社会保険料・税金アップによる可処分所得の低下、
年金支給減額、年金支給年齢引き上げ、
といった厳しいものとなるに違いありません。
これに連動して、
年々安定的に収入があがり年金でまかなえないお金を
退職金でまかなえるならこれに越したことはありませんが、
これも決して期待出来るものでもないのが、
現状ではないでしょうか。
それゆえ、これからは、
全ての方が、家にかけるお金を少しでも抑え、
その抑えた分を、複利で長期間運用出来るものに
しっかり投資していくべきであると考えています。
家にかけるお金を減らすためには、
必要なものと不必要なものをしっかりと見極め、
1㎡でも小さい家にすべきです。
そして、家が小さくなれば、
家の価格が抑えられることはもちろんのこと、
土地も1㎡でも小さくすることが出来、
土地の価格も抑えることが出来るようになります。
庭の工事費用も、
後々の電気代や税金などのランニングコストも🏠
家をつくるということは、
「暮らし」をつくるということです。
ですから、これから先の一生涯の暮らしを、
より豊かなものにするためにも、
家にお金を掛けすぎないようにしていただければと思います😊
そして、最低限お金の知識もつけ、
先のことまでしっかり見据えた計画を立てておきましょう💰