結露対策は窓から

こんにちは、広報の福島です。
 
 
 
朝晩には、冬の寒さを感じるようになりました。
 
 
そうなると気になってくるのが「結露」
 
 
結露を防ぐのに大切なものの一つが窓です🏡
 
 
そこで今回は、窓について改めてご紹介いたします(o^―^o)
 
 
 IMG_5883.JPG

(松江市注文住宅H様邸)
 
 
 
ペアガラスの一番の目的は、断熱効果を高めることです
 
 
窓ガラス1枚隔てて外気の場合、

暖房をつけていても、ストーブを焚いていても、

窓ガラスを触るとすごく冷たいですよね💦
 
 
 
これは、窓ガラスから熱がどんどん逃げているからです。
 
 
 
これをペアガラスにするとどうなるかというと、

従来の一枚ガラスに比べて、2倍の断熱効果があると言われています。
 
 
 
 
🔶ペアガラスの構造はどうなってる?

ペアガラスは、基本的に乾燥空気を充填させた2層のガラスでできています。

ペアガラスを検索すると、必ず出てくるのが、

「Low-Eガラス」です。
 
 
 
Low-Eガラスとは、通常のフロートガラスの片側表面に、
 
非常に薄い金属膜をコーティングしたガラスのことをいいます。
 
 
 
主な働きは、放射率を低く抑えることですが、
 
簡単に言うと放射しやすいと、熱を吸収しやすい、
 
ということです。

Low-Eガラスには、高断熱タイプと遮熱タイプがあります。

高断熱タイプは、冬期でも太陽エネルギーを多く透過するので、

室内は暖かくなります。
 
 
 
また、暖房設備から出る遠赤外線を反射するので、暖まった空気を

逃がさず暖房効率を高めます。
 
 
 
遮熱タイプは、夏期の強い太陽エネルギーをカットする一方、

高い外気温度を遮り冷房効果を高めます。
 
 
 
また、冬期は高断熱タイプと同様、室内の暖かさを外に逃がさず、
 
暖かいお部屋をつくります。
 
 
 
ともに断熱性能はほぼ同じなので、
 
窓の方角や気候風土に適したタイプを
 
選択するのが省エネ上手といえます。
 
 
 
 
🔶様々なペアガラス
 
 
・防犯ガラス + ペアガラス
 
・アルゴンガス入りペアガラス
 
・真空ガラス + アルゴンガス入りペアガラス
 
・真空ガラス + 防音ガラス
 
 
 
これらのペアガラスは、リフォームで付け替えることも可能です。
 
 
ただ、ペアガラスにすることによって、既存の網戸が使えなくなる
 
場合もあります。
 
 
また、100%結露しないわけではありません!
 
 
 
 
🔶ペアガラスでも結露する場合がある
 
 
新築で結露対策としてペアガラスにしたのに、どうして?
 
 
なんて方、いらっしゃいませんか?
 
 
ペアガラスでも、100%結露しないわけではありません💦
 
 
 
「室温が10℃」で「湿度が60%」の場合、

1枚ガラスが0℃で結露するのに比べて

ペアガラスは-9℃で結露が発生するといわれています。
 
 
 
でも湿度が10%増えて、70%になった場合は

ペアガラスでも-3℃で結露します。
 
 
 
例えば、北側の部屋で換気されにくい状態だと、
 
換気が十分で日当たりのよい部屋より結露しやすいでしょう。
 
 
 
ガラスだけペアガラスで、枠はアルミサッシだと
 
サッシに結露が出来ることもあります🏡
 
 
 
結露を防ぐためには湿度が重要ですので、

室内の湿度を下げることがポイントになってきます。
  
  
一番の結露対策は、湿度の管理です。

冬場でも、湿気の溜まりやすい場所は換気や除湿に心掛けて、

湿度を管理してみましょう

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